岡田和行名誉教授、ダシドルジーン?ナツァグドルジ賞を受賞

2025.11.27

2025年11月17日(月)、岡田和行名誉教授にモンゴル国文化スポーツ観光青年省からダシドルジーン?ナツァグドルジ賞が授与されました。

モンゴル近代文学の創始者ダシドルジーン?ナツァグドルジ(1906-1937)の名を冠したこの文学賞は、モンゴル文学の発展に寄与した作家、詩人、研究者、翻訳家、評論家およびモンゴル文学の国際的な紹介と普及に貢献した外国人を対象として、1966年の生誕60周年を記念して創設された権威ある賞で、岡田名誉教授は今回『アルタン?ハラーツァイ〔先駆者〕(モンゴル近代文学研究集成)』というモンゴル語の著書(アドモン?プリント社、ウランバートル、2014年/内モンゴル人民出版社、フフホト、2019年)が授賞対象とされ、ナツァグドルジ研究に果たした長年にわたる寄与と、日本だけでなく国際的なモンゴル文学の紹介と普及にも貢献したことが評価され、86人目の受賞者となりました。

なお岡田名誉教授のナツァグドルジ賞受賞は、外国人としては3人目で、過去にロシア連邦のモンゴル文学翻訳家のG.S.マトヴェーエワさんと日本の札幌国際大学名誉教授でモンゴル研究者の松田忠徳さんが2004年に受賞しています。

集合写真
モンゴル国立大学本館2階の学術ホールで行われた授賞式後、チンギス?ハーンの肖像画を前に本学の教え子(卒業生)と撮影。右から在モンゴル日本国大使館の近藤和正参事官、岡田名誉教授、同大使館の篠田泉三等書記官、MobiCom出向中の中島菜月KDDIシニアマネージャー。
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